倒壊したアンテナの立て替え(文京区小石川)

本日は、一昨日の台風の風で、アンテナが倒れたお宅で建て替え工事です。
屋根の上に登ってみると、倒れたアンテナ(当店の施工したものではありません)は1本のポールにUHFアンテナが2本とBSのパラボラアンテナが取り付けてありました。各々に同軸ケーブルが配線してあります。
通常このような場合、東京タワーからの地デジの電波と地方局(千葉・神奈川・埼玉のいずれか)と混合して、またBSとも混合して1本の同軸ケーブルで配線します。
ところが今回は違いました。UHFアンテナは2本とも東京タワーに向けてあり、BSも単独で引き込んでありました。
テレビ1台にアンテナ1本を取り付けていたようです

取り付け方もひどく、使っている材料から判断すると、電話または光ケーブルを引き込む工事屋さんの施工みたいです。
支線を張るために普通はステー金具(リング)を使用し、ステンレス線で取り付けますが、これはステー金具の代わりにインシュロック(ビニルのバンド)を使用していました。
耐光性のインシュロックを使用していたようですが、無茶苦茶な取り付け方です。

すべて取り外し、倒れた時に壊れていないアンテナを1本と、BSアンテナを使用して組直しです。